【更新のタイミング】
これまで使ってきた居間のPCは、Ryzen7 2700XにDDR4 16GBの、速度的には十分現役のPCなのだが、CPUもマザーボードも2018年の夏に調達したもので、CPUはかろうじてwindows11に対応しているとしてもマザーボードが対応しないようだ。BIOSアップデートしてどのように設定を変えてもwindows11がインストールできない。来年にはwindows10が終了となるので、このPCには未来がない。
ということでこのRyzen2700XのPCは現役を引退させることにした。

【後釜PC】
後釜は2022年3月に組んだCore i7-12700のPC(https://skt.sakura.ne.jp/hikariskt_annex/a_room_for_PC/Core_i7-12700/Core%20i7-12700.html)にintelの最上位GPUのArc A770のボードを追加している。RAMはDDR4 32GBである。
Core i7-12700は第12世代CoreのCPUで2年以上前のものではあるが、最新の第14世代CPUは節電系のマイクロコードに不具合があり勝手に燃え尽きることもあるそうなので、当分第12世代は現役であろう。
A770も2年以上前のGPUで、intelはその後新しいGPUを発表してないので、もしかしたら新しいのはもう出ないのかもしれない。intelは2000年ごろにGPUに進出するためにグラフィックチップを出したことがあるが、あまり成功せずすぐ撤退した過去がある。このA770は、Arcシリーズの最上位で、GDDR6を16GB積んでいる。NVIDEAやAMDのGPU最上位と比べると性能は落ちるらしいが、定価は半分以下で、なおかつ今年の2月に放出品と思われるものを買ったので、さらにその半分ぐらいの価格、NVIDEAやAMDのミドルロークラスの値段で買うことができた。






【ベンチマーク】
CPU周りのベンチマークはCorei7-12700のページで簡単に紹介したので今回は割愛する。
A770を導入した結果、3Dのベンチマークは向上した。そもそもCPU内蔵のグラフィックではベンチを走らせる気にもならない。
FF15ベンチマークを4Kの標準品質で走らせた結果が下のスクリーンショットで、スコアは5122、やや快適という評価である。Ryzen5 7600XとRADEON RX6600のスコアが3399、普通という結果だったので、それよりはかなり改善している。WQHD標準では8828で快適となる。









【たかが更新、されど更新】
ハードウェアやOSの更新はまだよいとして5年ほどの長期にわたってあらゆることに使ってきたPCの更新は大変である。メール等の引越、アプリの入れ直しと設定の復旧、認証の必要なサイトのID、パスワード設定などなど、数え上げればキリがない。現在進行中である。


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2024.9.8

居間のPCを更新