Windows95の時代のSofmapのレジ袋である。
さらにこの袋から下のレシートが出てきた。

08年9月10日とある。これは平成8年のことで、西暦1996年である。令和になって西暦表示が圧倒的に多くなったが、この頃はSofmapのレシートですら元号表示だったことが分かる。今から、25年以上前のものである。思えば栄枯盛衰の激しい業界でSofmapはよく生き残っている。
ちなみに、買ったのはマイクロソフトのクリエイティブライターというお遊び用のワープロソフト。たしかフロッピーで供給されていた。

フロッピーディスクといえば、Windows95はフロッピーディスク版とCD版が供給されていた。
私はCD版を購入したが、これが曲者だった。

PCを組み立てて、OS(Win95)をインストールしようとすると、失敗してしまう。CD-ROMのドライバーを読み込むとその後のインストールに必要なメモリー領域が足りなくなるようであった。Win95は基本的に16bitDOSに毛が生えたようなOSだったので、インストーラは完全にDOS。640KBしか扱えず、CD-ROMドライバを読み込むと半分くらいしか残らなかったと思う。

それでどうしたかというと、まずDOSで起動して、CD-ROMドライバを読み込み、CD-ROMの内容を全部ハードディスクにコピーする。それが終わるとDOSを再起動して、今度はCD-ROMドライバを読み込まずに、HDD上のインストール用setup.exeを実行すると無事にインストールが終わる。
多分、初期のWindows95 CD版だけの問題かと思うが、それにしてもこれでよく売り出せたものだとあきれるやら、感心するやら。
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Windows95

書斎(PC部屋)を少しかたづけていて、こんなものが出てきた。